2018年4月10日火曜日

2018年来日ピアニストのチェック(続)

少し前にエフゲニー・ザラフィアンツをチェックして…
《エフゲニー・ザラフィアンツ:詩情あふれるピアノの音 ♪》

チェックリストを見ると、次のピアニストはルース・スレンチェンスカだが、93歳のご高齢なのでさすがにチェックするまでもないか…と失礼ながら思った…(^^;)。
《2018年来日ピアニスト14+1人のチェック(未知の…)》

それに《ピアノカレンダー》を見ると、このチェックリストを作ってからかなりの来日ピアニストが増えている。…ので、チェックリスト自体を少し書き換えることにした。



ついでに?、何となく知っているエリック・ハイドシェック(81歳)とブルーノ=レオナルド・ゲルバー(77歳)も外して、まったく知らない中堅〜若手のなかでプロフィールなどで興味を引かれた11人を追加することにした。

その結果の新しいチェックリストが下記。➡️はネットで見つけたプロフィール情報などへのリンク。ピアニスト名のリンク先は感想記事。は「お気に入り」マーク。


André Laplante, 仏, 1949〜➡️
1978年チャイコフスキー国際コンクールで2位(1位プレトニョフ)。シャルル・リシャール=アムランを育てたカナダの巨匠。

Michail Lifits, ウズベキスタン, 1982〜➡️
2009年ブゾーニ国際ピアノコンクール優勝。

Gabriela Montero, ベネズエラ, 1970〜➡️
米国を中心に活躍する、即興演奏の才能でも名高いピアニスト。

Peter Rösel, 独, 1945〜➡️
モスクワ音楽院でバシキーロフとオボーリンに師事。チャイコフスキー国際コンクール入賞とモントリオール国際コンクール入賞。

Lukáš Vondráček, チェコ, 1986〜➡️
2016年エリザベート王妃国際コンクール優勝。日本初リサイタル。

Florian Noack, ベルギー, 1990〜➡️
ECHOクラシック賞<新人賞>を受賞。初来日。

Alexandr Toradze, ジョージア, 1952〜 ➡️
ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで入賞した後、母校モスクワ音楽院で教職についた。日本では『スーパーピアノレッスン』の講師として知られている。

Emmanuelle Swiercz, 仏, 1978〜➡️
パリ音楽院でベロフとドニ・パスカルに師事。

Alexei Volodin, 露, 1977〜➡️
モスクワ音楽院でエリソ・ヴィルサラーゼに師事。2003年、チューリヒで行われたゲーザ・アンダ国際ピアノコンクールで優勝。

Víkingur Ólafsson, アイスランド, 1984〜 ➡️
ジュリアード音楽院を卒業。ドイツグラモフォンと専属契約。

Vadym Kholodenko, ウクライナ, 1986〜➡️
2013年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝。2007年に結成したアンドレ・ググニンとのピアノデュオ“iDuo”で、2008年サンマリノ国際ピアノコンクールで2位。

Lise de la Salle, 仏, 1988〜➡️
2001年、第7回エトリンゲン国際ピアノ・コンクールで1位。1998年から2006年までパリ音楽院大学院課程でパスカル・ネミロフスキやブルーノ・リグットに学んだ。

Hinrich Alpers, 独, 1981〜➡️
2009年ボン・テレコム・ベートーヴェン国際ピアノコンクール優勝。

Martin Stadtfeld, 独, 1980〜➡️
2002年ライプツィヒでのバッハ国際コンクールで、東西統一後初のドイツ人ピアニストとして優勝。エコー・クラシック賞も受賞。

Vincent Larderet , 仏 ➡️
リューベック音楽大学でブルーノ・ゲルバーに師事。2016年、フランス、ストラスブールの“Piano au Musée Würth"の芸術監督に任命された。

Billy Eidi , 仏, 1955〜➡️
エコール・ノルマル音楽院でマグダ・タリアフェロとジャン・ミコーに師事。セヴラックの CD で「金のディアパゾン」受賞。パリ地方音楽院とスコラ・カントルムの教授。



※今日(2018.4.10)時点でチェック済みのピアニスト

Pavel Kolesnikov, 露,1989〜➡️
2012年カナダのホーネンス国際ピアノ・コンクール優勝。

Kevin Kenner, 米, 1963〜➡️
1989年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール、1988年のジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクール入賞。1990年にはチャイコフスキー国際コンクール第3位、ショパン国際ピアノコンクール第2位(1位なし)。

Anna Vinnitskaya, 露, 1983〜➡️
2004年イタリアの「マウロ・パオロ・モノポリー」国際ピアノ・コンクールで1位、2007年エリザベート王妃国際音楽コンクールで1位など。

Martino Tirimo, キプロス, 1942〜➡️
指揮者や作曲家としても評価されている優れた音楽家であるティリモ、シューベルトとショパンの音楽に関しては特に高い評価を受けている。

Emanuel Rimoldi, 伊, 1986〜➡️
2016年マンハッタン国際音楽コンクールでグランプリ受賞

Martin James Bartlett, 英, 1996〜➡️
"BBC Young Musician 2014"

Christian Leotta, 伊, 1980〜➡️
ベートーヴェンのスペシャリスト。

Evgeny Zarafiants, 露, 1959〜➡️
1993年、プレトニョフの援助を受け、カリフォルニア州パサデナのポゴレリチ国際コンクールに出場して準優勝。親日家。

Inon Barnatan, イスラエル, 1979〜➡️
2014年にニューヨーク・フィルの初代アーティスト・イン・アソシエーションに任命され、協奏曲や室内楽で多数共演した。



【関連記事】
《2018年来日ピアニストのチェック結果→お気に入り7人 ♪》
《2018年の来日ピアニスト ♪》(21人のピアニストを追加した)
《ピアノカレンダー》(2018年版)


0 件のコメント: