2018年3月11日日曜日

バレンボイムがアニメになっていた!♪

3月9日の「What's New▼ぴあの一言」バレンボイムがドイツ・グラモフォンと契約したニュースをご紹介した。Deutsche Grammophon サイトで関連する情報を探したら、バレンボイムのページに次のような記事があった。

✏️Deutsche Grammophon announce new exclusive contract with Daniel Barenboim

で、それをパラパラ読んでいたら、3つのシリーズ「ピアニスト&指揮者」「室内楽」「教育者&改革者」の最後のシリーズは、バレンボイムが立ち上げたレーベル "Peral Music" からリリース予定で、それを補完するものとして YouTube などのソーシャル・メディアと子供向けTV番組があげてある。

「子供向けTV番組」って何?と思って "Max & Maestro" というタイトルから探したら、Vimeo に英語版のエピソードが2つほど上がっていた。その一つがこれ(↓)。

イメージのクリックでVimeoの動画へ

"Max & Maestro"(マックスとマエストロ)という11分番組で、52のエピソードからなる。上の場面はマエストロ(バレンボイム)がマックス君にピアノを教えているところ。

イタリア(RAI)、フランス(France Television)、ドイツ(ARD-HR)の3カ国の公共TVが2017年に共同制作したもののようだ。

Vimeo に上がっていた英語版(↓)は Episode 101 と 107(と予告編など)なので、最初に作ってからエピソードが増えているのか?…あるいは英語版は100足した数字になっているのか?…もしれない。101が始まりっぽい内容だし…。

🎦Max & Maestro - Episode 101 - English

🎦Max & Maestro - Episode 107 - English


ストーリーは、11歳のラッパー(ラップ音楽グループの一員)であるマックス君が、マエストロ(バレンボイム)がピアノを弾くのを偶然聴いて、クラシック音楽に惹かれマエストロにピアノを習うようになる。でも、友人や周囲からは理解されず…という感じ?


もともと、音楽教育には熱心なバレンボイムなので、びっくり仰天という訳ではないが、自身がアニメの中に登場するとは、なんだかすごいなぁ!とは思った。

大人(3カ国の公共TV)がまじめに子供のことや音楽のことを考えていることが感じられる、素晴らしい取り組みだと思う。

NHK あたりが、同じ「公共TV」として日本語版に吹き替えて放映してくれる…なんてことになれば嬉しいのだが…。最近の劣化状況を見ているとあまり期待できないか…(^^;)。


ちなみに、もう一つの「YouTube などのソーシャル・メディア」というのは、Daniel Barenboim:YouTubeチャンネルのことで、2016年に始まっている。

《YouTubeにバレンボイム・チャンネル!♪》

《バレンボイムがコメントに答えてる!♪》


イメージのクリックでYouTubeチャンネルへ

「約4万人の登録」と書いてあったが、久しぶりに見たら「約3.6万人」であった。「100万回のビュー」と言っているが、これも少し水増ししているかも…(^^;)。

ときどき面白い動画もあるのでたまに見ているが、ピアノ曲の解説動画は5分ほどなのでちょっと物足りない。


【関連記事】
《7分で読めるピアノの本(3):バレンボイム》

《バレンボイム・サイード・アカデミーのホールは斬新!》

《バレンボイム・ブランドのピアノ ♪》

《バレンボイムの新CDはドビュッシーのソロ・アルバム!?》


  にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ 

0 件のコメント: