2018年1月17日水曜日

▼バッハ「サラバンド」暗譜中・バイエルほぼ終わり

バッハのパルティータ第4番から「サラバンド」を練習している。前回の近況報告に書いたように「暗譜」がなかなか進まないので、この1週間ほどは、暗譜を意識しながらの部分反復練習をやっている。

指使いはほぼ確定し、強弱のつけ方なども大体のところは決まりつつある。

もう一つ、バイエルを使っての「手元を見ないで弾く」練習も、一応最後の No.106 まで到達した。が、これまで練習したことのない「半音階」なのでかなり苦戦中…(^^;)。





当面の目標としているのが、1月25日の「ホールでベヒシュタイン」である。

初めてのベヒシュタインなので、せっかくなら、この「サラバンド」を暗譜で、ベヒシュタインの弾き心地を感じながら、ホールの響きを楽しみながら、気持ちよく弾きたい思っている。でも、あと1週間ほどしかない。間に合うか?

「暗譜」の方はもう少しかかる感じ。自分でコントロールして弾けている感覚はまだまだである。難所というほどの場所はないのだが、よく間違う場所はいくつかある。そういう場所はなぜか「暗譜」もあやふやだったりする。いや、くっきりと覚えてないから間違えやすいのか…?

今は曲全体を4〜5ブロックに分けて部分練習を繰り返しているのだが、とりあえずは、これを続けるしかないだろう。


強弱などの表情付けを自分で考えることは一通り終わって、自分が記入したものと春秋社の楽譜(井口基成校訂)とを見比べることはやってみた。

上の写真で二つを並べているが、私が記入している楽譜の中で青い四角で囲んだ mf とか sempre legato などが春秋社版に記載されているもの(私のものと異なる部分)。指使いも同様。指使いはずいぶんと迷っているし、井口基成さんに逆らっている所も…(^^;)。

強弱でいちばん違っていたのは最初の2小節。私は mp と書いたのだが、春秋社版では mf となっている。なんとなく mf の方がいいのかも?と思いつつ、同じような箇所が3ヶ所あるので、それぞれ違っていてもいいかも?などと思っているところ。


ところで、暗譜した場合、ちょっと心配になってきたのが「どこを見て弾くか」という問題。プロのピアニストがいろんな方向を見ている?気持ちが何となく分かるような気がしてきた。でも、上を向いては弾けそうもない…。

私の場合、集中する意味も含めてずっと手元(のあたり?)を見ていても、いいかも知れないとも思うのだが、それだと「元の木阿弥」になってしまいそうなので、それはやらない方がいいだろうと思っている。

いくつか試してみて、一つの案として考えているのが「ぼんやりと譜面台あたり」を見ようかな?ということ。それに加えて、不安のある箇所、例えば少し音がとぶところなどで、鍵盤のとび先を、これもぼんやりと見ようかな?と…。

実は、眼鏡(シニアグラス)を外して弾くと、楽譜を置いていても、結果的に「ぼんやり」としか見えないので、同じようなことになっているわけだ…(^^)♪

まぁ、今は暗譜することが先決だ!


もう一つの練習、「バイエル」を使っての「手元を見ないで弾く」練習であるが、少し時間はかかったものの、ついに最後の106番までたどり着いた ♪

ただし、この106番が「半音階」でかなり苦戦をしている。実は、まともに半音階を練習したことがない。そういう意味では、スケールとかアルペジオもちゃんと練習したことはないのだが…(^^;)。

なので、半音階については、このあと少し時間をかけて練習しようかと思う。具体的には、しばらくの間、毎日の練習のはじめに指慣らし的に続けてみるつもりである。

ということで、バイエルはそろそろ終わりにして、バッハの「サラバンド」に集中して、気持ちよく弾けるレベルに早く持っていきたいと思っている。


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《▼バッハ「パルティータ4番/サラバンド」譜読み中?》
《2018年 My Piano Life の目標 ♪》
「ピアノ練習履歴 2018」ページ

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